こんにちは。
観術と音楽をこよなく愛し、
美学実践に邁進するさわゆうです。
今日は観点の問題について共有させていただきます。
人間関係の問題しかり、一人でいるときにも苛まれる自分や相手の考え感情。それらは、人間の脳のクセ、観点の問題と切ってもきれない関係性です。
最近、SNSやオンラインを使ってのセッションや相談が増えて来ているので、私のページでも必要なことをフォローさせて頂けたらと思います。
【観点の問題】
人間の脳に観点が固定された状態では、背景(無意識)は認識できず、変化するものしか認識できないため、自分や相手の大前提や観点を客観的にみることができません。このことから起こる問題を観点の問題として6つで整理しています。
1.非認知・認知
2.異質性・同質性
3.固定性・流動性
4.他発性・自発性
5.否定性・肯定性
6.不完全・完全
1.非認知・認知
観点について無知な状態だと、思い込みと事実の違いもわからず、それぞれの思い込みの中で関係性を構築します。そうすると、相手の観点がわかりませんから、無意識で相手を馬鹿にする存在否定に陥る可能性があります。また、観点をわかっていたとしても、観点をどう変えれば良いかわからず、観点の外に出られないので深い団結、協力関係ができません。
2.異質性・同質性
観点は誰も持っていて、その観点は皆バラバラです。観点の異質性によって摩擦・衝突・ストレス・プレッシャーが終わりません。観点は基本は誰もが違うのが当たり前ですが、自分の観点と同じであることを無意識に期待します。しかし、観点を同じにしたら問題が解決するかというとそうではなく、機械やロボットのようになり、個性がなくなってしまいます。これが異質性と同質性の問題です。
3.固定性・流動性
観点が固定していれば、情報の整理方式がずっと同じになり、相手を理解することができません。頑固になったり、物事に固執するようになります。今ここに神秘神聖を観ること感じることが出来ず、無感動やマンネリにはまり気づき感動が溢れない状態になります。反対に観点が流動性であると、常に相手の観点に合わせる傾向が強くなり、自分のアイデンティティーが定まらず自分がわからなくなり、主義主張も定まらなくなります。自分自身を規定できないため自信がなくなる要因
もなります。
4.他発性・自発性
自分の観点は自分でつくったと思いやすいですが、自分の考えや感情は他人や集団によって作られた言葉や概念を覚えて、その上で成り立っているので自分の考え感情のようでそれらは全て外によって作られたものです。例えば、親が選んだ洋服を着ていて、自分がどんな色や形が好きなのかもよくわからない。といったことは他発性の問題となります。自分に自信が持てず相手の目線やどう思われるかが気になり能動性・主体性を持つ事ができないこととも繋がります。反対に観点を自分で作ったとしても他者との共有が難しく、孤独になっていきます。これが自発性の問題になります。
5.否定性・肯定性
相手の観点を否定したら反発されますし相手を怒らせてしまいます。反対に相手の観点を肯定したら、いつも相手に従わないといけなくなり、ストレスやプレッシャーが増大し、結果的に創造性がなくなります。
6.不完全・完全
観点はそもそも不完全ですが、不完全だと思ったら判断の根拠がなくなり何を意思決定するにしても自信が持てません。
観点を完全だと思ったら無意識に頑固になって傲慢にもなり相手に自分の観点を押し付けることにもなりますし、人の話も聞く事ができません。
これら観点の6つの問題をどのように解決していく必要があるでしょうか?
脳の観点、人間一人ひとりの独特な観点を明確に理解して、ALL ZERO化出来たときに、観点の次元上昇を可能にする新しい基準点を理解、認識することができるようになります。その新しい基準点から自分と自分の宇宙を統察できるときに、無限の自信感、有能感、尊厳性、バイタリティを回復し、協力関係、チームプレイが出来るようになります。
観術、認識技術ではこのことを
基準点革命、認識革命と言っています。
新しい基準点から出発した、全く次元の違う個人の生き方、また協力体制・チームプレーを発揮していくことができるようになることは、本来の日本が得意とする“おもてなし”の心を発揮することと非常に似ています。
そのこともあり、開発者Noh Jesu氏は
日本のオリジナルの技術として、2020のオリンピックを皮切りにして全世界リードする日本となれるよう、この認識技術を道具にして欲しいと願っています。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
※観点の次元上昇のイメージは、NRJAPAN株式会社が主催する1DAYセミナーでお伝えしています。観点の問題についてもより詳しくご案内しますので、ご関心ありましたらどうぞご連絡ください。