もう、ちょっと前になってしまいますが
3.11慰霊祭に経王寺に伺ってきました⭐︎
田口ランディさんの新刊『指鬘物語』の朗読がありました。そして、この私は...
急遽ピアノで参加することになりました。
本来でしたらピア二ストの先生方にお願いしたいところ、先生方のお姿が見えず💦(スーッといらっしゃらく...いや休憩にはいられておられました関係で)
5話くらい?でしょうか...私の拙い即興で入らせて頂きました。
ランディさんのお話と音を楽しみにしていたところのイレギュラーすぎる本番でしたが、あるところのご挨拶のような感じもして、とても感謝でしたし、嬉しかったです。
夜は、田口ランディさん、ウォン・ウィンツァンさん、上畑正和さんお三方の素晴らしいお話と即興演奏と詩を聴かせていただきました。
お話はランディさんと、ウォンさん。
福島の原発についてお二人がどのように見られているかといったお話も交えてウィットに富んだトークライブでした。客席から
私も考えさせられました。
演奏はランディさんと、ウォンさん上畑さんで
「サラウンド」を使って、ピアノ、オルガン、シンセ、そして声と言葉がひとつになりました。
ランディさんは
詩のような
歌のような
祈りのような
光を浴び、光を放つ
そんな雰囲気でした。
ウォン ウィンツァンさん (上)
上畑正和さん (下)
打ち上げのときに、ランディさんに朗読とその背景となる音場の話を伺ったのですが、ランディさんが「言葉がじゃまして音楽が出てこれないのはいやだ」とお話しされていたのが印象的でした。
言葉があると、その言葉の意味や意図を捉えることに必死になってしまう、そのことが残念というニュアンスだったかと思います。作家であり、言葉を紡ぐプロであるから故の表現だとも感じました。
昨日はイレギュラーなことも含めて、3.11という大切な日に、大切な出会いと経験をさせて頂きました。
ありがとうございました。