「日本にとってなぜ令和哲学カフェが必要か」令和哲学カフェに寄せて

みなさんこんにちは。さわゆうです。

今日は、令和哲学カフェの企画に大ブログ大会というのがありまして、そのテーマにそった内容をまとめてみたいと思います。


「日本にとってなぜ令和哲学カフェが必要か」

■日本人が毎日哲学する時間をもつ意味

令和哲学カフェは平日21:00-22:30まで毎日やっている。
この時間は仕事を終えて、寝る前のプライベートな時間帯。人によってはドラマや映画を観たり、趣味に没頭する人もいるかもしれないゴールデンタイムだ。この時間に”令和哲学カフェ”に参加することは、あるところ日本人のライフスタイルに革命を起こすチャンスでもある。
令和哲学カフェというだけに、日本人が令和に思いを寄せ、自ら主体的に考え、哲学をし、自らの哲学で自らを超えることができる。そんな時間になるはずだ。
 2020年3月以降、COVID19による緊急事態宣言も手伝って、一人一人がより一層に生き方やライフスタイルに問題意識を投じるようになった。現象的にはウィルスへの対策と経済打撃に対する対策がメインのように見えるかもしれないが、その画面を生み出す日本人一人ひとりの在り方にメスが入っている状態だ。

■日本人のアイデンティティの回復と尊厳への経路

日本人は戦後、アメリカのGHQ戦略によって、”申し訳ございません精神”と過去については語らず、押し黙り、忍耐、我慢をして経済復興に努めてきた。戦前戦中を駆け抜けた日本人を第一世代とするならば、高度成長期に誕生した第二世代は”お金”第一主義、アメリカを優位に立たせる無意識から日本人としてのアイデンティティが徐々に希薄になっていった世代。そして第二第によって誕生した第三世代は、もはやアイデンティティの確立が難しく、”生きることが苦しい”、”何をどのように考えたら良いかわからない”、”夢や希望は特にない”というような状態。

戦後75年、少しずつ少しずつ日本人は日本人としての確固たるアイデンティティを確立できない状態で、もはや骨抜き状態になってしまった背景がある。

このことを意識化させ、無意識化に留まっていた悔しさや、涙、自信を喪失してしまった傷だらけの日本を抱きしめて、今一度、自信をもって主義主張できる、本来の侍らしいシャープさと心の繊細さ、柔軟さ、賢さを露わにし日本がリベンジする、もはや日本復興プロジェクトのようなカフェが令和哲学カフェだと私は認識している。

なぜ、それを思うのか、それは令和哲学カフェで取り上げられているスタイルの中にある。

■令和哲学カフェ進行スタイル

令和哲学カフェは、創案者、令和哲学者ノ ジェス氏によって、はじめに令和哲学カフェの理念と4年間続ける大前提の下で、参加者が主体的に継続的に学びを深め、参画できるような特典とコミュニティづくりへの啓発がある。そして、毎回テーマに沿った令和哲学のレクチャーと出演者と参加者の共同によるコミュニケーションワークによって、スタジオ内、ZOOM内でYOUTUBE内で次元異なるディスカッションや質疑が繰り返される。このことから、多角的に情報が整理され、一人ひとりの考え、感情、エネルギー、アイデンティティが明白になっていくプロセスがあると観ている。第23回現在は以下のスタイルのうち①WHT導入スタイル(Widening Heart Technology)と④質問道場導入スタイルが取り入れられているが、いずれも日本人にとっては非常に意義深いコミュニケーションワークだと自らも出演して思うところだ。

①WHT導入スタイル
②5エレメント導入スタイル
③白熱論争導入スタイル
④質問道場導入スタイル
⑤100%成功人生具現のためのブレイクスルー白熱コンサル導入スタイル

                  『令和哲学カフェより』

■WHT(Widening Heart Technology)


”WHT”進行スタイルは5人-6人のメンバーであるテーマに沿ってディスカッションをする中で、それぞれに主義主張し、それらを傾聴し、質問、共感、整理整頓することによってグループで総合的なコミュニケーション力をアップする集団訓練コミュニケーションワークだ。

私自身もこのWHTに第6回目から15回目まで出演者として参加する中で、このコミュニケーションワークの凄さと素晴らしさに感嘆した一人である。

このWHTのファシリテートをするのは令和哲学者ノ氏であるが、彼のファシリテートによって、
日本人の主義主張の弱さや、曖昧さ、合わせる文化、根底にある自信のなさなどが、第一段階で非常に鮮明になる。自己否定感の強い日本人にとって、この現象は非常にショックなことでもあるが、それに対して令和哲学者ノ氏は”日本人は本当はシャープ”であることと、主義主張できなくなった背景の整理などをレクチャーに取り入れる。とかく、現代日本人は、”自分のせい”と自虐的になるか、意識無意識総動員してジャッジの細かさ故に、コミュニケーションに対する抵抗値が強い傾向にある。このようになる背景を全体で共有することによって、主義主張できない理由は、個人に依るものではなく、日本の歴史的背景と、人類史の機能的な限界にあることを理解する。これによって少しずつ視界が開いていくプロセスが生まれる。

このプロセスを出演者、参加者ともに共有できることは非常に大きな転換のきっかけになる。
出演者のうまくいかないそれを見て、参加者も決して他人事ではないことにハッとし、また自らを振り返る。この、共に変化を創る場であるスタイルが、日本人の気質には非常によく、リピーターが増える理由だと感じる。個人主義の限界を超えて、共同体主義にアプローチするう起爆剤であるとも思う。


■日本のミッションー真善美聖和


令和哲学カフェの第1期(6か月)のテーマは”美学”

①美学とは?
②哲学とは?
③尊厳とは?
④観点とは?
⑤思考とは?
⑥感情とは?
⑦言語とは?

①-⑦のテーマ一つひとつは深い。
日本人が自ら考え、考えを超えて、日本人ならでの”和心”を露わにするためには
西洋物理学の限界を超えて、経験知識に依らない、今ここの”心の動き”を鮮明に表現できる必要がある。令和哲学カフェでは、日本であり東洋のモノの見方の限界を整理し、西洋物理学、西洋哲学の理解を深め、真善美に聖和を加えて、日本から出発する令和の美学を表現することにチャレンジする。

私は、5月21日からの始まった令和哲学カフェが、ただのオンラインコミュニティに留まらず、
世界を牽引するAI時代を凌駕する全く新しい精神領域を開発開拓するプラットフォームとなることを確信し、この動きが歴史にしっかりと刻まれるように自らを立たせていきたいと感じている。

最後に、令和哲学カフェを創案した令和哲学者ノ ジェス氏と運営スタッフの日本のみなさんに感謝して、この動きがたくさんの方々に伝わるように働きかけていきたいと思う。

ありがとうございました。