令和哲学カフェに参加して -考えの美しさシリーズ②-

こんばんは。さわゆうです。

今日の令和哲学カフェは昨日に引き続き”考えの美しさ”シリーズ②でした。

考えの素材は何ですかという問いから、元素の話が出ましたね。
元素が水素から始まってヘリウム、リチウムといくように、
考えにも第一号があると。どんな考えから出発すれば知恵ある考えの第一号と言えるか
考えてみましょうということでした。

Zoomのブレイクアウトセッションでもいろんなやりとりをしました。
まずは3人がどんな考えの第一号をご披露したかとういうと、

Sさんー私はどこから来たのか
Mさんーこの宇宙自然とは何か
Oさんー私は何者か

でした。

その中でシェアしたことで、興味深かったことは
私はどこからきたのかーこの宇宙自然とは何かー私は何者か
という3者の考えの第一号は、関連しあっているということでした。

言葉は違うように聞こえるかもしれませんが、
Sさんと、Oさんは同じことを言っているようです。
どんな”私”が宇宙自然を観るかによってその様相は変わってきそうだと感じました。

そして何より、

”私”

を問うときに、

決めつけたい心と
決めつけられたくない心が同時に働きますね。

”決めつけてーー”
”でもいやーーー”

占いで”あなたはこういう性質をもっています”
と決めつけられて「そうそう!あたってる!」と喜ぶ心と、
「いや、そんなことないんじゃない?」と思う心があるのと同じ。

宇宙の中、瓶の中に自分を存在させた状態なら、
必ず”騙すー騙される”関係性の因果にはまるようになりますね。

そして、そこに留まりたくない意志が働く。
それで次に、出てくる”私”は

決めつけることのできない、認識できない、イメージできない”何か”

となる。

定義できないものを定義する無定義の定義。
ということでしょうか。

このポジションを”私”とするときに
因果を美しく、オーケストラの指揮者のように
波動振動を使いこなし美学を実践するカントのいう実践理性となるかなと。

考えを生み出す主体と認識形式(観点)が出会って
この宇宙自然を美しく創っていくクリエイトな世界ですね。

そんな話で盛り上がっていました。

こんな風にディスカッションで盛り上がったあとだと
不思議と出演者のみなさんが何を言わんとしているのか
ノさんが何を意図して出演者に振っているのかが
少しずつですが観えてきますね。

最後のほうは、お互いの論理展開に
突っ込みあうシチュエーションも起こり
場が一気にカオスになりましたね。
その場面をノさんが”形式だけの反論”と一言で整理することもあり
今日もなかなか味わい深かったです。

はじめの2日間はあえてカオスになる
というのもこのWHTのポイントなのだなと思います。

1をたゆまずに使うノさんの指揮のもとなので
安心してカオスになってと言わんばかりの雰囲気を感じました。

また明日もどのように展じていくか楽しみです。
ありがとうございました。

おやすみなさい。




――次回開催日――

6月26日(金)21時~22時30分

「意識をアップデートする」

https://reiwaphilosophy.com/

#令和哲学カフェ