死に向かう仕事から生かす仕事へ②

こんにちは。さわゆうです。

昨日の続きになります。



そんな彼女のモットーは


"自分がいいと思ったら迷わず即断即決"


でした。


そして、そういった技を磨きながら

遊び心や好奇心を育てていきました。


が、一方で家族からはブレーキがかかりました。


「忙しいの。お手伝いしてくれる?」



遊びたい、やりたいことをやってみたい心も持ちながら、彼女はご両親がお店で大変なことも十分にわかりますから


本当は嫌だけど、遊びたいけど...

仕方なく、お店に出ることを選択しました。

もちろん、お店のお手伝いで楽しみもありましたから、なんとも矛盾した心を持ち合わせた状態だったかと察します。


そして、意識も無意識も本音をなくし

無理をするようになっていきました。

ただ、表面ではサービス技を徹底しますから笑顔とマナーは格別。一瞬のお付き合いなら無理をしていることなど気づかないくらいです。


そのような習慣を当たり前に

自分が本当は苦しいことも麻痺させて

学校とお手伝いの繰り返しをした結果

彼女は20歳でガンを患うようになります。


彼女にとって、ご家族にとって

大ショックです。



生死を彷徨う経験をした彼女は


一瞬


「ああ。これで死んだら楽になれる。もう終わりだ。」


と、そんな声がよぎったと言います。


そして次の瞬間


「それはいや!!私も自分の人生を歩みたい!!!みんなに愛されてすきな仕事、すきなことをできるようになりたい!!!」


そう決めたと。


生死と向き合ったからこそ導き出された答えかもしれません。


私はそんな彼女と出会って、

もう同じパターンを繰り返さないように

一緒に生きる道づくりをいたいと思いました。


同じパターンを繰り返さない究極のポイント。


それが時間も空間も存在もエネルギーも

無いところ


因果が究極に解けた

完全であり絶対のポジションを自身として

認識し、安定化できるようになることです。


これは誰によっても傷つけたり傷ついたりしない尊厳の獲得と同義です。


まずは彼女と、その尊厳のポジションを安定化するトレーニングをしていきたいと思う今日このごろです。


今日もお読みいただいてありがとうございました。