敵は内にあり

敵はどこにいるのって言ったときに

やっぱり自分の中にいる。

 

ちょっと仕事に集中したくて、

家にいても他ごとにかまけてしまうから外に出た。

珈琲一杯でがんばるぞ!と思って席に座ったら

隣の席の女の子が彼氏に向かって鬱憤を噴火させてる。

 

うっかり私も動じてしまい、原稿に集中できず手が止まる。

 

女の子の頭の中は就職のことと、今のバイト先での困った人間模様でいっぱい。

内容そのものは、私にも経験がある現場での話。

その女の子の立場になれば、学生さんの立場であれば

その気持ちが溢れることはよく理解できるし

本当に頑張ってるなって思う。

正直なところ、たくさんの不安と涙と憤りが溢れているようにさえ感じる。

 

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ねえ。就職どうする?

やばいよね。あの子は公務員の学校行ってるみたい。

でも落ちたらどうするんだろうね。

 

バイト先がやばいんだよね。

それはダメ これはダメ

あいつはダメ  そいつはおかしい

どこを指しても ダメ ダメ ダメ

人間関係おかしくなるんだよね。

 

あなたはこのことどう思う?

 

ー問われた相手も困ってしまう。ー

 

どう思うって…

 

ーそして、さらに女の子は話続ける。ー

 

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以上は、もちろんそのままのやりとりではなく

こんなやりとりだったなと私が思うほんの一部分の切り取りであり

私が勝手に書いている世界ですからね。

 

とは言え、余裕があったら一緒に話してみたかったですね。

私は私で目先の原稿にてんやわんや。

だからこそ、こういった一部始終に出会ったかなとも思います。

 

そして、恥ずかしながら席を立たせて頂いて

他の席に移動しました。笑

こういう動きをとりながら、

私も人間小さいなと思ったりします。

 

そして、すこし落ち着いてみて改めて

 

心をどこに置くのか。

 

が重要だと自覚したりします。

 

認識技術がオールゼロ化を提唱し、

イメージ言語でイメージ不可能な5次元の動きを規定することの意味価値についても

改めて考えさせられました。

 

今後は、この現実で今ここ生き切る術を身に付けることが

本当に必須条件になりますね。

身をもって感じました。

 

お読みいただいてありがとうございました。