みにくいアヒルの子〜強烈な劣等感はダイヤモンドの原石♫②

みなさんこんばんは。さわゆうです。


続きです。


□□□あなたには無理よ!!!と言われて



●自信がない

●自分にも他人にも絶対的な信頼ができない

●安心できる居場所がない



そんな私の根幹に何があったんでしょうね。


それは、今となっては微笑ましい愛ある話でもあるのですが、紛れもなく母からの一撃でした。


以前に、母が幼少期に精神疾患を患ったお話は書きました。


その当時の母は鬱という症状を抱え、何か気にかかることや、娘に何かを伝えなくてはならないと感じたときには、半ば癇癪を起こしたようにキツイ言葉で表現することがしばしばでした。


例えばこんなことがありました。


母はピアノの先生やピアノ伴奏の仕事をしていましたから、私も母のようになりたくて


私もピアニストになれるかなあ

歌手になれるかなあ


と、小さな子どもの夢を闘病中の母に聞いて欲しくて呟いたことがありました。


そしたら!!!!



「ゆうこには無理よ!!!

   ピアノも歌もそんなに上手くないのに

   ちょっと上手いって言われたからって

   調子に乗っちゃだめよ!!!


   みんないい風に言っても

   本気で思ってないんだから!!!。」


そして、火がついたら止まらなく


「髪もちりちりだし

   手も小さいし、鼻も鼻ぺちゃなんだから

   音楽は結局 外見も綺麗な子が

   舞台をとっていくのよ

   無理に決まっているんだから

  やめておきなさい!!!」


と、


まるで爆風のように言葉とエネルギーが

跳ね返って来ました。


小さな私は見事に真に受けました。


°(д。)°.そうか、私はお母さんみたいに上手くないし、綺麗でもないから無理なんだ。酷い!!!」



母は、私の目からは


⚫︎綺麗

⚫︎ピアノも歌も上手

⚫︎非常によく出来た自慢のお母さん


でありました。今思えば子どもとは

自分の親を完璧に思うものかもしれません。


それが小学1年生になって発病した途端に

真っ逆さまに突き落とされました。


理想の母が…。


⚫︎表情は能面

⚫︎ときおり発狂

⚫︎あなたは可愛くないと言われる

⚫︎外に飛び出して行く


小さな私には理解できないことが

たくさんありました。


徐々に母を受け入れることができないまま、

歯を食いしばっていたんでしょうね。


2年生で不正咬合になって

発音がうまくできない吃り症になりました。


それでも頑張って明るく振舞っていたつもりですが、今振り返って写真を見てみると


⚫︎笑っているようで泣いている

⚫︎我慢と緊張

⚫︎遠慮


そんな表情ばかりなんですね。


表面上は大丈夫なふりをしながら


外からの刺激に過敏に反応し

私もまたパニック症候群のようなのがありましたね。


勉強するにしても、はなから


「わからない!!!!」


とパニックになって


宿題のほとんどは

先に父や兄が答えを導き出して、

後から、出た答えをひたすら反復して

覚えて宿題を完了させる


ということもよくありました。


そういうことなので、

根本的に


⚫︎考える力

⚫︎達成する力

⚫︎自信感


という土台が危うい状態ですね。


プレッシャーに弱く、外面も内面も

自ずと自信無きように確立されていきました。


では、そのような状況を

どのように突破するに至ったのか


続きます。



お読みいただいてありがとうございました。