満月の夜のプレゼント


満月の夜に

プレゼントが届きました。

神様からの贈りものみたいな

そんな嬉しいプレゼント。

浜根さんの新しい詩。

福岡に感謝を込めてうたをつくることになってから

仲間たちに支えてもらう中で

ダンスと振付けをする梅風さんから浜根さんをご紹介していただいて

お会いすることになったんですね。

私は浜根さんの描かれる詩が大好きで

こんな風に描けたらいいなと

本当に尊敬しているんです。

詩が心そのもの

是非一緒に歌いたい、舞台をつくりたい

とお話しさせていただいています。
 
ちょうど昨日 合唱プロジェクトを公開したばかりだったので

出会いの奇跡に心から感謝です。




『讃美の歌』
2015/7/2

ぽつんと光る一つ星より
ぼんやりと淋し気な月より
悪い予感を運ぶ風より
何もかもを飲み込む波より

呼吸を狂わすような雨より
見放されて彷徨う雲より
虚しく焼け落ちた夕日より
不安そうに昇る朝日より

先ずは君を 君のことを祈っていたい
どうか幸せであるように
傷付いた僕を救ってくれた時から
君はもう独りじゃない

同じとこで転ぶものだよね
ほら似たような傷跡があるよ
ならば癒し方も知ってるね
何も言わず寄り添って居よう

何度も同じ場所に来るよね
いつか見た景色と同じだよ
ならばその向こうに聳えてる
どんなに高い丘も越えよう

怯えていた僕に差し伸べた君の手が
どうか幸せに触れるように
暗い闇に鎖された冷たい扉が
優しく開くように


涙で出来た水溜まりには
確かな夢が映し出される
泣き声はいつしか歌声に
弱き者達へ届くだろう

永い未知を歩いて来たから
残りの未知は身近いだろう
ならばこの命さえ賭けても
惜しまぬ愛の歌を謳おう

僅か数十年の僕達の運命を
どうか幸せが包むように
遥か昔 燃え尽きた星屑のように
輝いていれるように

先ずは君を 君のことを祈っているよ
どうか幸せであるように
傷付いた僕を救ってくれた時から
君はもう独りじゃない

怯えていた僕に差し伸べた君の手が
どうか幸せを掴むように
暗い闇に鎖された冷たい扉が
眩しく開くように

僅か数十年の僕達の運命に
どうか幸せが溢れるように
遥か昔 燃え尽きた星屑のように
輝いていれるように

どうか幸せが降り注ぐように